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名称 メタルギア 改D
正式名称 METAL GEAR D
登場作品 メタルギア2 ソリッド・スネーク
開発者 ペトロヴィッチ・マッドナー
開発所 ザンジバーランド/
ザンジバービル・1階工場(?)
搭乗者 グレイ・フォックス
乗員 1名
全長 7.9m
全幅 5.76m
全高 8.5m(センサー・核モジュール含む)
基本重量 61.05t(標準装備)
最高速度 45km/h
装甲 チョバム・プレート
+特殊耐熱セラミック
エンジン 不明
装備 「第一種兵装」
標準装備
・60mmバルカン

・5.56mmマシンガン

 デュプレックス弾
 AP弾
 フレジェット弾
・6基収納ミサイル・ポッド
 [弾頭]
 レーダー・ホーミング型
 環境感知型
 IR(赤外線)追尾型
 X線ラインスキャン型
・スモーク・ディスチャージャー×2

「第二種兵装」
オプション装備
・連装ランチャー・ポッド
・地対空ミサイル
・75mmキャノン砲

「第三種兵装」
・核装備(中距離〜短距離×6)

アイ・モジュール・ユニット
・メインカメラ
・赤外線カメラ
・レーザーサイト
・イメージセンサー

・ライト(投光器)
・アンテナ
弱点 脚部
生産数 1両(?)
デザイン ニシオ トモヒロ
立体化 広告用に製作
立体物販売 未発売

「メタルギア2 ソリッド・スネーク」に登場する、TX-55メタルギアの流れを組む正統な後継機としての核搭載二足歩行重戦車。

アウターヘブン蜂起時と同様、拉致されたDr.ペトロヴィッチがビッグ・ボスの命により開発を余儀なくされていた…と思われていたが、実際は西側の体制に迎合しきれなくなったペトロヴィッチが自らの技術を活かしきる場を求めてザンジバーランドに身を寄せ、ビッグ・ボスの下で開発を進めていた、というのが事実のようである。

前作のTX-55より2まわり程大型化、状況に応じて装備の換装を行なえるように設計された為、汎用性はかなり向上していると思われる。
もちろん、ザンジバーランド軍特殊機甲部隊の主力となる車両であり、7両の運用が計画されていたようである(実際に7両全てが製造されていたかは不明)。

機体そのものは「OPERATION INTRUDE F014」発動時既に完成、グレイ・フォックスの操縦により「哀しみの橋」にて一度ソリッド・スネークの前に姿を現す。
ストーリー終盤、収容所群地下にて再びスネークと対峙、20発のグレネードにて破壊される。
弱点は前作同様脚部であるが、前作の有効武器がプラスチック爆弾である事に対して、今回はグレネードで容易に破壊できてしまう。これから考えるに、弱点の改善どころか逆に脆弱になった感は否めない。

TX-55メタルギアのデザインは社内コンペによって選ばれた「ニシオ トモヒロ」氏によるものと思われる。これについては別記。

また、TX-55同様、「メタルギア・ソリッド」発表時には、新川洋司氏の手によってリファインされたメタルギア改Dも発表されており、「メタルギア・ソリッド プレミアムパッケージ」内包の冊子や、「THE ART OF METAL GEAR SOLID」(発行・発売/コナミ)にてそのイラストを目にすることができる。

改Dそのものはもちろん、その運用/輸送に至るまで、歴代メタルギアの中でも特に設定項目が多い車両である。この為、ユーザーズマニュアル記載の設定関連は非常に読みごたえがあるものとなっている。

■左上:アイ・モジュール・ユニット
TX-55と似た形のカメラ/センサー類集中部。REX同様、ここもある意味での弱点かもしれない。

■上:ミサイルポッド
オープニングムービーで見られる通り、ポッド上部の蓋を外して、上から装填するらしい。

■左:60mmバルカン砲
改D搭載の機関砲は3砲身の口径60mm。(60mmなので、正確にはバルカンでなくガトリング砲

外装可動式の割には、ちょっと口径が大きすぎる気がします。ちなみに、ガンダムの頭部についてるバルカン砲も同じ60mm。

■輸送ヘリ「ギガント」
メタルギア改Dの輸送についても考察がなされ、結果としてメタルギア輸送専用大型ヘリコプター「ギガント」が設定された。
5基のターボ・シャフト・エンジンにより、60tを越える改Dを吊り下げて輸送する事ができる。
ただし、この輸送時が最大の弱点ともなるので、複数のガンシップ(ハインドD)の護衛が必須となる。
ちなみにハインドDのライセンス生産の技術を応用して開発されたらしい。

(イラストはユーザーズマニュアルからのスキャンを修正。一応、著作権表記)


■メタルギア改D 新川洋司ver.
TX-55同様、改Dにも新川洋司氏の手によるリファインモデルが存在する。
全体的なフォルムは受け継ぎながらも、全く新しい改Dにデザインされなおしている。
ボディ前部側面しか描かれていないのが残念。
(この画は模写です)
■ラフデザイン決定稿
メタルギア改Dのデザインについては社内コンペが行われ、決定稿となったデザインを元に更に修正が加えられた。
このデザインとモデル製作が平行して進められ、最終的な「メタルギア改D」としてのデザインが完成した。
(イラストはユーザーズマニュアルからのスキャンを修正。一応、著作権表記)


■初の立体モデル
前述の通り、歴代メタルギアの中で初の立体化となった改D。
その立体モデルは、発売前後の雑誌広告にも登場している。
モデル段階で既にミサイルポッド装備ver.と75mmキャノンver.、2種類のオプション設定がちゃんと再現されているのが秀逸。特に、キャノンver.は当時の広告でしか見られなかった分、今となってはレア度の高い画かもしれません。
※画像はどちらもMSXマガジン(株式会社アスキー刊)、1990年の7月号(上)と8月号(下)。

■巷で話題のだるまギア(仮称)
掲載されたラフデザインの中で、ひときわ異色を放つ存在がこの「だるまギア(仮称)」であり、一部のコアなファンに人気があるとか無いとか…。
一見、ただの冗談にしか見えないこのイラストだが、実は改Dの最終デザインに大きな影響を及ぼしていると思われる。
…というのは、他のどのラフデザイン(決定稿を含めて)を見ても、6連ミサイルポッド+2連ミサイルポッドという組み合わせのものは無い。だるまギア(仮称)をおいて、他に存在しないのである。
また、投光器の位置も決定稿よりはこちらの方が完成型に近く、ただならぬ影響力を感じさせるものとなっている。
(イラストはユーザーズマニュアルからのスキャンを修正。一応、著作権表記)



■小ネタ/高荷義之、というイラストレーター
高荷義之、というイラストレーターをご存知だろうか?プラモデルのボックスアート(パッケージイラスト)等で活躍されている方なのですけれど…。
左下の画像を見ていただきたい。実はMG2のパッケージ&カートリッジに掲載されているイメージイラストは、その高荷義之氏によるものなのである。
その高荷氏、実に14年ぶりに小島監督作品に関わる事となる。
MGS3限定版にシャゴホッドの1/144スケールモデルが同梱されていた事は覚えておいでだろうか?右下の画像はそのシャゴホッドのボックスアートであるが、実はこれも同じく高荷義之氏の手によるもの。
戦車の背景付きボックスアートというのは60年代が全盛だったのですけれども(現在は主にホワイトバック)、シャゴホッド/MGS3も60年代という事で、何か関連があるのかも?

ちなみにMGS3と時期が前後するが、MGS TTS限定版に付属していた冊子にも、ゲストとしてイラスト(もちろん、ボックスアート風のメタルギアREX)を描かれています。
これからも小島作品に関わっていただけたら、と個人的には思います。

画像左/
MSX版「メタルギア2 ソリッドスネーク」のカートリッジのイラスト。(1990年)
画像右/
PS2版「メタルギアソリッド3 スネークイーター」限定版に同梱されている、1/144シャゴホッドのボックスアート。(2004年)
(イラストはそれぞれのパッケージからのスキャンを修正。一応、著作権表記)
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